カバラン工場見学:台北から日帰りで行く宜蘭のカバランウイスキー蒸溜所見学が超絶楽しい
はいどうも、台湾でウイスキーを嗜む人です、こんにちは。
ところで台湾のウイスキーといえば、言わずと知れたカバラン。
カバランの蒸溜所は台北のすぐお隣「宜蘭」にあるので、日帰りで工場見学できるんですよ!
ということで、行って参りましたので振り返ります!!
目次
宜蘭のカバラン蒸溜所を見学してウイスキー試飲してきた
カバランとは世界的に有名なウイスキー
蒸溜所見学の前にまずはカバランについて振り返りましょう。
![カバランウイスキー](https://taiwan-gyunikumen.style/wp-content/uploads/2019/07/59.jpg)
はいこの写真の通り、あの空港で売ってる高級そうなウイスキーです。
ウイスキーに興味ない人でも見たことはあるはず。
世界的な評価も高いらしく、これだけ台湾流行りの日本でも「台湾産」を特に押し出すことなく品質で真っ向勝負してたりします。
だから「えっ、カバランって台湾のメーカーなの?」なんて言う人も少なくなかったりします。(僕調べ
宜蘭カバラン蒸溜所の場所と行き方
そんな一定の評価を得ているカバラン、もちろん台湾でも愛されています。
僕もたまに飲んだりするので「いつかは蒸溜所見学!!」と思っていました。
ようやく重い腰を上げて向かったわけですが、
宜蘭、あまり近くないイメージありますが、実はそれほど遠くない!!
すぐ行ける!!
と言うことがわかったので、行き方を説明します。
台北→宜蘭
ほとんどの方は台北が拠点だと思いますので、まずは台北から宜蘭まで。
台北から宜蘭までは約40キロ。
電車かバスで行けます。
台湾鉄道:約1時間半、200元
バス:約1時間で、130元
バスは最近できたトンネルのおかげでアクセスが格段に良くなりましたが、運悪く渋滞にはまると2時間かかります(僕みたいに
宜蘭駅→カバラン蒸溜所はバスかタクシー
つぎに宜蘭駅から蒸溜所まで。
電車はもちろん宜蘭駅に到着しますし、バスでも宜蘭駅のすぐそばに到着します。
宜蘭駅から蒸溜所までは約10キロあるので、歩くのは基本的に無理。
バスかタクシーで行きましょう。いや歩けるけどさ、暑いよ。
バス
バスは1時間に1本の間隔で運行しています。
約1時間かかり、運賃は20元(くらい
リンク:国光客運
醸造所の前で降りられます。
路線図にもありますが「金車酒廠」ってバス停。よくみたら約30分って書いてあるな…。
タクシー
タクシーなら運賃片道300元くらいです。基本的にメーター使ってもらえません。
交渉次第で現地で待っててくれます。僕の場合は1時間半待ってもらって200元でした。
ちょっとアレですが、観光なんでこれくらいの金は気持ちよく落とせばいいんじゃないかな。
外がマジで暑すぎたので、バスは、バス停に移動したくないし待ちたくもなかったので、これで十分よかったと思います。
![宜蘭駅](https://taiwan-gyunikumen.style/wp-content/uploads/2019/07/P1720679.jpg)
宜蘭カバラン蒸溜所でウイスキーの蒸溜工程を見学
![カバラン醸造所](https://taiwan-gyunikumen.style/wp-content/uploads/2019/07/P1720680.jpg)
ようやく到着したので、いよいよ見学!!
綺麗な建物なのでテンション上がります!!
![カバラン醸造所の入り口](https://taiwan-gyunikumen.style/wp-content/uploads/2019/07/P1720724.jpg)
こちらが入り口入ったところ。
![カバラン醸造所のスタート地点](https://taiwan-gyunikumen.style/wp-content/uploads/2019/07/P1720725.jpg)
中はこんな感じです。
おー、色々展示してある!!
こちらが見学のスタート地点で、奥の突き当たりで終わり。
実際は意外とあっけないものです。
なのでゆっくり見ても30分くらいで終わっちゃいます。
ダッシュすれば20秒くらいで駆け抜けられます。
![カバラン醸造所の麦芽](https://taiwan-gyunikumen.style/wp-content/uploads/2019/07/P1720726.jpg)
使用している麦芽にこだわりがあるようで、手で触って匂いも嗅げます。
個人的に最近ビール造りとかしてるので興味深かったです!
楽しい!!
![カバラン醸造所の酵母](https://taiwan-gyunikumen.style/wp-content/uploads/2019/07/P1720727.jpg)
次に酵母。
これもお酒を作るのに必要なものですよね!
味とかはないので展示のみ。
![カバラン醸造所の年数による色比較](https://taiwan-gyunikumen.style/wp-content/uploads/2019/07/P1720728.jpg)
ウイスキー蒸溜所によくあるアレ。
よく寝かせたほど色が濃くなるのが一目瞭然!!
ウイスキー作りって感じ!!
![カバラン醸造所の種類と年数による色比較](https://taiwan-gyunikumen.style/wp-content/uploads/2019/07/P1720731.jpg)
さらに種類別に並んでます。
![カバラン醸造所の糖化工程](https://taiwan-gyunikumen.style/wp-content/uploads/2019/07/P1720732.jpg)
こちらから製造工程。
麦芽を煮て麦汁を取り出す工程。
![カバラン醸造所の発酵工程](https://taiwan-gyunikumen.style/wp-content/uploads/2019/07/P1720735.jpg)
取り出した麦汁にイーストを投入して発酵する工程。
![カバラン醸造所の蒸留工程](https://taiwan-gyunikumen.style/wp-content/uploads/2019/07/P1720734.jpg)
ウイスキーに蒸溜する工程。
![カバラン醸造所の醸造工程はじからはじまで](https://taiwan-gyunikumen.style/wp-content/uploads/2019/07/P1720737.jpg)
で、最後にその全体を見渡せます。
![カバラン醸造所のタル](https://taiwan-gyunikumen.style/wp-content/uploads/2019/07/P1720738.jpg)
終着地点では樽にはいったウイスキー!
これがまあいい香りのすること!!
宜蘭カバラン蒸溜所でウイスキーの試飲をした
醸造工程の見学は以上で終わりです。
が、蒸溜所の隣に説明を受けながら試飲することができるスペースがあります。
30分に1度、こちらで説明会と試飲を行なっています。
説明も5分程度であっという間に終わっちゃいます。
日によって銘柄は違うとのことですが、一口の試飲をさせてもらえます。
これだ!これ目的できたようなところある!!
そのほか、種類によって香りが違うを比べることができます。
それにしてもただ酒はウマい(せこい
宜蘭カバラン蒸溜所ではウイスキーとビールが安く買える
で、試飲スペースの隣が販売コーナーです。
結構色々売っていて賑わってます!すげえ!
このスペース、試飲よりテンション上がる!!!!!
![カバランの販売コーナー](https://taiwan-gyunikumen.style/wp-content/uploads/2019/07/P1720710.jpg)
この青いやつが人気、空港とかでもやたら売れてるらしい!
普通の700mlサイズ、小さめの200mlサイズがあるので、お土産や自分用に便利な買い物ができます!!
日本に持ち帰る時の基準では「760mlが3本まで免税」。
なので、量的に
700mlであれば3本まで免税
200mlであれば11本まで免税
ですよね。
詳細は税関に聞いてくださいね〜
財務省税務局:税関
![カバランの販売コーナー](https://taiwan-gyunikumen.style/wp-content/uploads/2019/07/P1720715.jpg)
こちらの醸造所ではないですが、同じ会社がビールも作り始めたので、ビールも販売しています!
ビール好き!!!!
![カバランの販売コーナー](https://taiwan-gyunikumen.style/wp-content/uploads/2019/07/P1720714.jpg)
市価より2割以上安い!!!
![試験管のカバラン](https://taiwan-gyunikumen.style/wp-content/uploads/2019/07/P1720704.jpg)
おしゃれ!!!
![カバランの販売コーナー](https://taiwan-gyunikumen.style/wp-content/uploads/2019/07/P1720711.jpg)
本当の一口サイズでミニボトルも販売しています。
お土産にいいですよね、これ!
箱もミニチュアで凝ってるので、ウイスキー好きには喜ばれるんじゃないかなと思います、マジで。
すげえ、ここに来ただけでわざわざ宜蘭まで来た価値がありそう!!!楽しい!!!
宜蘭カバラン蒸溜所で買ったもの
ここで僕の戦利品を紹介します!
![バックスキンのビール](https://taiwan-gyunikumen.style/wp-content/uploads/2019/07/P1720740.jpg)
バックスキンのビール全種類(六種類
購入直後には、奥さんが一口ずつのみ、残りを僕が飲まされるというパワハラ上司もびっくりな展開がありました。#ウチの台湾妻
あと、もちろんウイスキー!!
![カバランのウイスキー](https://taiwan-gyunikumen.style/wp-content/uploads/2019/07/IMG_8615-1.jpg)
あまり詳しくない(違いの分からぬバカ舌な)ので少量多品種で勝負。全部で2000元ちょっとでした。
これはしばらく晩酌が捗りそうや!!!
宜蘭カバラン蒸溜所ではウイスキーアイスが食べられる
さらに、ジェラートも販売していました。
名物が「ウイスキージェラート」、僕も食べました!
![カバランのジェラート](https://taiwan-gyunikumen.style/wp-content/uploads/2019/07/P1720753.jpg)
![カバランのジェラート](https://taiwan-gyunikumen.style/wp-content/uploads/2019/07/P1720757.jpg)
いちごとパッションフルーツ。
カバラン醸造所のアイス売り場
僕「お姉さん、このウイスキーアイスってアルコール入り?」
姉「そう、1%!」
僕「えっじゃ僕みたいな未成年はダメ?」
姉「えっ?」
僕「18歳未満はこのアイス食べちゃダメ?」
姉「ええ…」
僕「じゃ僕食べられないどうしよう」
妻「うるせーから黙れ」#ウチの台湾妻 pic.twitter.com/a6DKoMbN20— 台湾の牛肉麺好き (@glade_c_sh) July 20, 2019
宜蘭のカバラン蒸溜所を見学してウイスキー試飲してきた、まとめ
![カバランの醸造所の中](https://taiwan-gyunikumen.style/wp-content/uploads/2019/07/P1720689.jpg)
と言うわけで、酒好きにはたまらないと思います。
楽しかった!!
カバラン:公式ページ
↑一応日本語対応ですが、情報は中国語ページの方が正しいです。
宜蘭駅出発から到着まで数時間あれば楽しめると思います。
せっかくなので近くの礁溪で温泉でも入れば、台北から日帰り小旅行の完成。
おすすめ!