[台東の知本温泉]人生に疲れてなんとなく近くの空港に行ったら、田舎の温泉にたどり着いて生きる気力を取り戻した

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はいどーも、台東で温泉に入る人です、こんにちは。

先週の土日、何か楽しいことあるかなと台北の松山空港に行ってみたところ、気づいたら台東の知本温泉にいました

今回はその旅行記です。




気がついたら台東の知本温泉で温泉に入っていた

土曜日の昼までは北投で牛肉麺をすすってた

北投の牛肉麺がすげー美味しかったのでおすすめします!!<吳家牛肉麵店>

こちらでご紹介の通り、当日土曜日の14時に牛肉麺屋に行っており、14時半くらいには北投駅に帰っていました。

ちょうど淡水の新しいMRTが開通し、無料で乗れる期間だったのですが、いまいち気分が乗らず。牛肉麺を食べた後に北投駅まで歩きながら「これ以上北上するのも帰りが面倒そう」「ちょっと気合だして行ったところでライトレールに乗ることで目的達成できちゃう物足りないかも」とネガティブな気持ちになっていたのです。

帰りのMRTに乗りながら、それでも何か面白そうなことはないかとグーグルマップを眺めていると、民権西路の駅からずーっと東に行くと松山空港に行けることを発見。碁盤の目になっている台北の市街地で道1本ということは、つまりバスですぐに行けるということです。簡単に行けて、しかも空港に行けばなんか面白いことありそう、最低、展望デッキでぼんやりしてようかなと思い、急遽松山空港へ行くことにしました。

民権西路からバスで松山空港まで


民権西路の駅でMRTを降り、バスに乗りました。

たまに見かけるぬいぐるみでデコレーションされたバスでした。

ノープランで訪れた松山空港

バスに乗車し、ゆらゆらといつも通りの荒い運転に揺られていると、あっという間に松山空港に到着しました。

到着早々、国内線の案内を見るとこの通り。

次の飛行機が「16:30 台東行き 空席あり」。なるほど魅力的。ちなみにその時の時刻は15時半。

朝、北投に向かう際には飛行機に乗るかもしれないとは想像もしていませんでした。なのでもちろんパスポートはもっておらず、手元には財布居留証ケータイ(充電残り27%)のみ。

だから一応尋ねました。

僕「あの、外国人なんだけど、居留証だけ(パスポートなし)で乗れます?」

スタッフ「ぜんぜんオーケーよ!」

 

この回答を得て、少し悩みました。

 

・台東楽しそうだけれども、どうせ飛行機乗るなら離島の方が良くない?

→金門こないだ行ったばっかりだし、冬の澎湖はつまらなそう。

→あと離島といえば媽祖だけど、便が15時30分に出たばっかり。

→そもそも「どこか行きたい」だけなので、近場の別のところでもいいかもしれない。

→違うところでいいなら、台鉄や高鉄を使った方が安いのでは?

・ケータイの充電きれそう(残り25%)

→台鉄か高鉄で移動するなら、家帰ってケータイの充電セットと着替え入手できるな。

→でも、家帰ったら絶対面倒くさくなって、もう外に出ることはないだろうな。

・そもそも台東までチケットいくらなのよ?

→せいぜい3000元程度かな、帰りは電車でもOKだしなんとかなる範囲ではある。

と、色々と5分くらいで考えたのですが、以下の理由で、

・奥さんが出張中で独り身。だから身軽。

・当日が給料日。だから調子に乗って多少の出費は厭わない気分。

「次の台東までのチケット頼む」と買ってました。(チケットの値段確認せず)

チケットは定価の2280元でした。

航空券を定価で買ったのも、空港カウンターで買ったのも初めてなので興奮!

と言うことで、搭乗まで時間がなかったので急いで搭乗口まで。

本当はセブンイレブンで充電キットを買うべきでしたが「時間がない」「どうせ台東空港で売ってんだろ」「空港で売ってなかったウケる」という思いで購入せず。

沖留めの徒歩移動

飛行機小さい

機内の様子

さよなら台北

台東の途中、やたら雲が綺麗な場所がありました。

ノープランで到着した台東空港

台東到着!

もうここでスマホの充電が残り10%。充電キットを調達せねば!

まさかー!と思ったけど、カフェとお土産屋しかないw ウケねぇ〜www

グーグルマップで「コンビニ」を検索しても一番近くのコンビニまで10キロくらいあって断念(本当はもっと近くにありましたが、この時の検索には出てこなかった)。どうしようと右往左往してた時のツイートがこちら。緊迫感がすごい(言うほどすごくない)。

この後、見事にケータイがお休み(充電残り0%)になりました。さてどうしたものかとバス乗り場へ。

この時点で、

・知本温泉という温泉地が近くにあるらしく、興味津々

→空港から15キロくらい離れている

→歩く距離ではないし、タクシー使うにしても料金が高そう

→知本温泉直行のバスはない

・台東市街地に行くのでもいいか

→夜市があるらしく、一応観光的なことはできそう

→コンビニも安宿もあるだろうから野垂れ死ぬことはなさそう

という、葛藤

 

しかし、ケータイ(グーグルマップ)なしで土地勘のないバスに乗るのは危険だ(リアルにお巡りの世話になってリンゴ日報に載るかも)と判断し、

・タクシーは台北より高いはずだから避けたい

→きっとメーターは使ってくれない

→しかし15キロ程度ならせいぜい500元程度か?

→どうせここまで来たんだから500元で温泉行けるなら、アリだな

・乗車時に尋ねて、それ以上かかるなら目的地を市街地に変えよう

と、言うことでタクシーに載ることに。

タクシーでの戦い

タクシー代金と翌日のツアー

タクシー乗り場で一番最初に並んでいた運転手に尋ねたところ、温泉まで500元との回答があり、即決。

で、この運転手がなかなかの曲者。乗車するとまず翌日のツアーについて営業攻撃がありました。

運「明日欧米人が一人で貸切ツアーするわけよ。あなたも一緒にどう?丸一日で2000元ポッキリでいいわよ。その欧米人は1人だから今の所3500元払ってもらう予定なのよ。つまりあんたが一緒にツアーしたら、欧米人も、あんたも、あたしもみんなトクするわけ。どう?しかもあんたこれから温泉行くわけじゃない?ここから500元かかるわけじゃない?それも含んで2000元にしてあげる!帰りは空港まで送るわよ!どう?!つまりツアーは実質1500元!お得でしょう!!」

運「あっ、あんた外国人じゃん、中国語わかる?よしよし、スマホの翻訳アプリ使ってあげる。」

スマホ「アシタ2000元でツアーにイキマショウ」

勢いがすごいw こっちの反応関係なくひたすら一人で喋ってるw

ただ、正直このお誘いはなかなか魅力的でした。

だって、翌日すること決まっていないし、新しい友達もできそうだし。まさに渡りに船。そもそも営業の押しが強いw

悩んで、、

悩んで、、、、

悩んだ結果、、、、

無しだな。という結論。

・朝9時出発ということだったので、温泉の朝風呂が楽しめなさそう

・僕、かなりの人見知りなのに、知らん欧米人と無理して知り合う必要ない

・つーか2000元って高くね?

と、いう判断でした。

当日の宿

翌日のツアーをお断りすると運ちゃんは、しばらくシュンとしていましたが、僕がボソッと喋った言葉で元気を取り戻します。

僕「知本温泉での宿、まだ決まってないんだよね…」

この言葉で運転手のおねーさん、息を吹き返して大興奮!

運「なんだってあんた!今日は土曜日よ!どこも空いてないよ!わかった、紹介してあげるから待ってなさい!」

と、運転中なのにケータイ取り出す始末。蛇行運転しながらどこかに電話かけていました。

運「ちょっと今、日本人乗っけてるんだけど、宿ない?…1500元?ちょっと待って」

運「1500元であるらしいけど、どうする?」

僕「い、いいよ」

と言うことで、1500元という条件だけで一瞬で宿が決まりました。

どんな部屋なのか、価格に妥当性はあるのか、他の候補との比較は?全てすっ飛ばしての決定。

これがケータイの電池が切れていた30分の間にあったわけです。

ノープランで到着した知本温泉

で、連れて行かれたホテルがこちら。

逸軒大飯店。

到着すると、入り口で自称ラオバンが鍵を片手に僕を待ち受けてました。

タクシーの運ちゃんに500元を渡して、チェックイン。

…するかと思いきや、チェックインカウンターがありません。このラオバンと部屋まで行って部屋ここねと案内されました。そもまま1500元をわたして、その場で領収書的なものを手書きして、渡されました。すげえ簡素。

僕の泊まった7階の廊下

ラオバンに「チェックアウト何時?」と尋ねると10時だとの回答があったのですが「マジで?」とおねだり風に聞き直すと「ま、ぶっちゃけ11時までに出ればオーケー」とのこと。やったー。いいんかいそんなんで、いいんですそんなんで。

お部屋はこんん感じ。全然オーケーっす。

敷地内の温泉がこちら。これがまあいい感じ。

知本温泉、夜の巷を徘徊

夜ご飯はこちらのお店

鹿肉を食べました。

後これね

活力菜という葉っぱ。名前がイケてるじゃないの。

調べたところ、日本では生えていなくて、日本語で赤道桜草とかアシスタシアとかとよばれてるとかなんとか。シャキシャキした海苔みたいな食感でした。味付けはよく食べる空芯菜炒めと同じ。

店内ではとなりのグループがはしゃいでました。

美味しかったです。葉っぱと、鹿と、ごはんとビールで500元くらい。

向かいのたこ焼き屋

表札に日本人的な名前が書いてあったので、日本人が住んでるのかも?ググったりFB検索しましたが出てこなかったので真相はわかりません。

この後、近くに発見したファミマで翌日の航空券を購入して、部屋で飲み直して寝ました。

台北へは電車で戻っても良かったのですが、知本から台北直通は1日1本しかなく、空席がありませんでした。何回か乗り換えれば良かったのかもしれませんが、調べるのも面倒だったし、そもそも特急の直通でも4時間程度かかるので、飛行機でいいやとの判断。

ちなみに割引運賃で立栄航空15時発が1888元でした。華信航空は1688元と比較的安かったのですが、18時50分発とちょっと遅かったので立栄航空にしました。(本当は、なぜか酔っ払って華信のチケットも購入してしまい、翌日空港カウンターでキャンセルすることに…)

知本温泉の日帰り温泉が見つからず朝風呂難民に

おはようございまーす。

9時に目が冷めてしまったので1時間くらい外を散歩。

いい感じの田舎道①
いい感じの田舎道②
いい感じの田舎道③

奥が知本温泉。右の堤防の向こうに川があり、奥から手前側に流れてます。その左側に温泉宿が軒を連ねてます。

ということで、散歩も満足したので、朝風呂に向かいます。この連なっている温泉宿のどれかで朝風呂できるだろうと安易に突撃したのですが、これが見事に連戦連敗


富野温泉館「11時までだからもう終わっちゃうわね。個室?いいけど1000元よ。向こうの東遊季ならやってるはず。」
高野大飯店「宿泊者にしか提供してないのよごめんなさいね。向こうの東遊季ならやってるはず。」
新知本飯店「午後からなんだけど、ラオバンに聞いてみる。…ダメだって。向こうの東遊季ならやってるはず。」⇦日本語対応。ペラペラ。

って、向こうの東遊季、みんなから勧められてすごい。

でも…

超遠いんですよ…。

川の向こうに見える赤い屋根(写真中央)がそれです。左と右に橋が架かっており、どちらから行っても1キロ程度はありそう。朝風呂どころじゃない。たぶんこっちの人みんな原チャで移動するから、徒歩の僕と距離感が違う。

ということで。。

知本温泉の忠義堂でようやく朝風呂

こちらにやってまいりました。

ここは廟にある市民の憩いの場。

価格設定がなくて「寄付」という形で料金を徴収しています。ちなみに昨日のタクシーの運ちゃんは「無料の温泉!」と強調していましたので、金払わず使っている人も多いのでしょう。

入り口の注意書き。

大きく「金払えよな!」って書いてあります。ただ、扉もなければ、店員さんみたいなのもいません(賽銭箱みたいなのがおいてあるだけ)。そのまま奥に進むと、

こんな感じ。

すげえ雰囲気w

一つの部屋(?)をのぞいてみると、、、

暗っ!

意を決して入りました。

お湯貯め中。

まさに湯水。かなり熱いので水で薄めます。泉質が良いので、薄めるのはもったいない気がします。

やっぱりここのお湯、好き。すげーぬるぬる。ちなみに帰った後もずっと肌がするするしてます。本当にすごい

ペットボトルに入れて持って帰ろうかなと5分くらい悩みました。

「緊急時はこの線を引っ張ってね」

この線、ってどの線?

本当にシンプルな部屋で、この服掛けがあるのみで、後は何もありませんでした。

昼ごはん


昼ごはん、この他に店を見つけられませんでしたw

仕方なく入ります。

まずはビールを一杯。マジ最高。


メニューを見ても良くわからなかった初めてのお店は、店員さんにおすすめを尋ねる主義です。

店員さんに従って、ダチョウ山蘇(オオタニワタリ)をオーダー。

これがまあめちゃくちゃ美味しい。山蘇は軽くネバネバしていて、煮干し?もいいアクセント。ダチョウも柔らかくてすごく美味しい。なんなの台東、最高かよ。ご飯お代わりしちゃいました。

山蘇は日本でも一応採れるらしいです。これ本当に美味しかった。

値段はこれで600元。

高いなw!

でもいいんですよ、さびれた観光地なんだから。客もほとんど来ないだろうし、実際日曜の朝なのにお客は僕だけ。こういう商売、「普通にここに住んでて、自分たちが食べるついでに余ったリソースを使ってお客にサービスを提供して」るんですよね。

最近話題のベストセラー、えらいてんちょうの「しょぼい起業で生きていく」の世界観そのものでした。

僕はこういうの全然アリだと思う。ここがなければセブンイレブンかファミマでサンドイッチだったと思うし。ごちそうさまでした。

バスで台東まで


バスの路線図と時刻表。これからバスで帰ります。

普段あまりバスには乗らず、日本でも電車のみで過ごしてきたぼくには、この表を読み取るのがなかなか読み取るのが難しい。台東総駅って何??(後で調べたらバスターミナルでした。)

とにかくバスで台東市街地に向かいます。

時刻表を読み解くと、だいたい1時間に1本でていて、どれも知本駅経由。台東駅にも台東空港にも行きません。不便すぎw 当たり前のようにタクシーも通っていません。

と思っていたら、バス停の時刻表の下にタクシーの電話番号がたくさん貼られていました。素晴らしい商魂。バス待つの面倒だからタクシー呼ぶか、ってなるもんなぁ。見習いたいです。

それでもバスに乗って、

知本駅経由で、

よーわからんところで降りましたw

市街地行くんじゃなかったのか!

だって

スタバが見えたんだもん。

コーヒー飲みたかったんです。

スタバから歩いて台東空港まで

さて、12時発のバスに乗って、スタバに着いたのが13時。

15時の飛行機に乗らなくてはならないのに加えて、酔っ払って余計に買ってしまったチケットをキャンセルしなければなりません。

14時には空港に着きたいなあと思いつつ、グーグルマップ。意外と空港に近い(基準不明)です。

歩いて39分、車で7分。つまり、13時20分に出れば歩いても14時に空港到着という計算。

実際40分も歩きたくないので、途中でタクシー見つけたら乗っちゃおうと思いつつ、スタバを出発。

ところが、歩き出して30秒で気づきました。

「タクシーなんか通るはずない」

覚悟を決めた瞬間でした。

それにしても、いいなあ田舎。

昔にこの辺に住んでた人たちは、あの山の向こうには何があるのかなとか思ってたのかな。

ちなみに山の向こうには屏東県の市街地があり、さらにその向こうが高雄市です。


バナナ生えてたり、


グァバ生えてたりしました。

40分散歩しつつ、
やっと台東空港の標識が。。遠かった。

台東空港ついた!!

見事に14時ぴったりでした。

空港カウンターでは見事に航空券もキャンセルできました。

定刻の15時の便で帰りました。

お疲れ様でした。


台北到着後、知らないところを冒険したのが精神的に来ていたのか、、

典型的な日本料理でシメました。

無駄に長い旅行記になってしまいましたが、お付き合いいただきありがとうございました。

 

あと、突然ですが、

こんな感じの雑な内容でしか表現できませんが、それでよろしければ台湾内どこでも行ってレポートします。

ご要望あればどんどんリクエストしてください。ツイッターDM、Facebookからのメッセージ、このブログのコメント欄、どちらからでも結構です。

 

知本温泉について

知本温泉への行き方についてはこちら

https://taiwan-gyunikumen.style/taidong-zhiben/

おまけ

台東空港のトイレ、ウォッシュレット装備!台北より進んでる!?

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