台湾の緑島とは?行き方やおすすめ観光地を紹介します〜海が綺麗な台湾の秘境
※2017年に作成した内容を2020年に大幅改訂しました。
はいどうも、台湾で牛肉麺を喰らう人です、こんにちは。
夏休みを使って4泊5日で台湾の緑島に行って来ました!
あまり期待しないで行ったのですが、、、めちゃくちゃ最高でした!!!
マジですごかった!!!
今回はこの最高の緑島についてご紹介します。
これを読めば、緑島の何がいいのか、緑島の過ごし方、緑島への行き方、費用などがわかります。
ぜひ最後までお楽しみください!!
目次
台湾の緑島が最高に良いところ
緑島は海がめちゃくちゃきれい
緑島のおすすめポイント1として「海がとにかく綺麗」です。
緑島は台湾東部の台東にあります。
この位置は見事に黒潮のど真ん中なんです。
黒潮の中にあるので海が本当に綺麗です。
栄養が少なく、プランクトンも少ないので、透明度は高い。
このため、海色は青黒色となり、これが黒潮の名前の由来となっている
ってWikipediaに書いてありました。
実は、以前、東京の八丈島が好きでよく行っていました。
それは黒潮の影響で八丈ブルーといわれるほど海がきれいだからでした。
それと同じように、緑島の海も青黒いきれいな海でした!
緑島は意外と人が少なく空いている
緑島、その実態より日本人の人気がなさすぎる気がする。
よく考えればそりゃそう、台北から直行便がない。交通不便。飛行機は松山→台東→緑島。しかも日本から松山は羽田発だけ。
ま、人気なんて出ない方がいいけど。知ってる人だけで享受☺️
— 台湾の牛肉麺好き (@glade_c_sh) July 20, 2020
そんな最高の緑島ですが、基本、人がそれほど多くないです。
これが緑島のおすすめポイントその2です。
人が多くない理由は外国人に人気がないからだと思います。
なぜなら、上記ツイートの通り外国から行きづらいんですよね。
あと、台湾人の場合、どうせならやっぱり海外に行きたい人が多いみたい。
なのでわざわざ電車や飛行機・船を乗り継いで緑島に行く人は少なさそうでした。
(2020年はコロナに関する国内旅行補助で、めっちゃ混んでいるようです)
それにしても今回の旅行、実は沖縄も候補地にあがってました。
しかし「やっぱりお盆で人多すぎるだろうなあ」「ホテルも高いだろうなぁ」ということでボツに。
それと比べると、緑島を選んで本当によかったと思いました。
緑島の旅行費用は意外と安い
今回の緑島旅行、費用もなかなかお安めでした。
妻との合計で2万元かかっていません。
台北からの交通費、宿泊費、食費、すべて含めてです。
僕の場合、基本的に貧乏旅行です。
なので、旅費が安い主な理由は贅沢をしていないからです。
それにしても安すぎませんか?4泊5日ですよ!
後ほど詳しく内訳を説明しています。
とにかく、緑島旅行はコストパフォーマンスも最高でした。
緑島は海も自然も、見所たくさん!
では、具体的に緑島で何をするべきでしょう?
僕は基本的には「海でまったり」がおすすめ。
ただ、まったり以外にも色々とアクティビティーを体験したので紹介します!
ダイビング
海が綺麗と言えばダイビング!
緑島では島内に多くのダイビングショップがあります。
上の地図のように多くの「潜水区」があります。
初心者から上級者まで楽しめます。
ぎょぎょ#緑島 pic.twitter.com/UUn3qDj2Sy
— 台湾の牛肉麺好き (@glade_c_sh) August 30, 2020
これは岸に近く、波も高かったのであまり透明度はありませんが、魚の多さはピカイチ。
そのほか緑島で撮った海中写真。
やっぱ、すっごく青くて綺麗!!
シュノーケリング
ダイビングは色々とハードルが高いですが、シュノーケリングなら楽勝です。
なぜならスノーケル着けて、ウェットスーツ着て、ライフジャケット羽織って、ガイドに引っ張られるだけだからです。
台湾人は泳げない人が多いので、泳げる人には物足りないかもしれません。
しかし、海の中が本当にすごい!!
浜から歩いて行ける範囲でもサンゴが生きてる!!
魚もめちゃくちゃ多い。
しかも海中が本当に綺麗!!
マジで、水族館の中を泳いでるかのような感動です。
以下にシュノーケリングのポイントを紹介します。
柴口のシュノーケリングスポット
ここは緑島の北側にあるこのポイントです。
僕たちはガイドの家の裏の土地(?)を使わせてもらったので、お客が僕と妻二人だけでした!
時間帯によっては多くのスノーケル着けた人たちがうろうろしています。
ここはマジですごい、ほんとすごい。
水中カメラ持って行かなかったことを心の底から後悔しました!
石朗のシュノーケリングポイント
次に、緑島港のすぐ近くのこのポイント。
こちらもまわりにはダイビングしてる人やらシュノーケルしてる人が大勢。
あれだけ人がいたのに海が真っ青ですごくきれい。
普通は砂が舞って濁っちゃうもんですが、ちょっと沖にいけば真っ青の海が広がります。
足のつく範囲でもイソギンチャクとニモが見られました!!
本当になんなのこの島!!
大白沙のシュノーケリングポイント
最後に南側にある大白沙のポイント。
ここは妻と二人で勝手にスノーケルつけてうろうろしました。
浜を見渡せる高台の道路があるので、綺麗な写真も撮れます。
ここからダイビングもできるらしいので、次はもっと遠くに行ってみたいなー。
まじでここの透明度は本当にえげつないっす。
潮間帯(夜の社会科見学)
昼間の海スポット以外にもアクティビティがあります。
それが「潮間帯」という活動です。
これは潮が引いた夜に浜辺をガイドと歩くイベントです。
ガイドが色々と紹介してくれるので、ナマコ、ヒトデ、フグやらいろいろと見ることができました。
僕らは1時間半くらい探検しました。
基本的に宿に申し込めば迎えに来てくれたりします。
夜遊
さらに、別のアクティビティも参加しました。
それがこの夜遊(イエヨー)。
原チャで集合して、ガイドに島内のスポットへ連れて行ってもらいます。
こんな感じで原チャでみんなで連なって島内を探検します。
野生の鹿が見られたりします。
セルフ星の鑑賞会
緑島は、本当から離れています。
なので光害が少なく、星がとってもきれいです。
場合によっては天の川がきれいに見えます!!
30分くらいぼーーーーと見ていました。これは30年生きてきたなかで一番きれいな星空でした。
人権紀念公園
そのほか、緑島の特徴として白色テロ時代の紀念公園があります。
これは台湾の中国国民党が横暴を働いていた時に気に入らない人たちを閉じ込めていた場所です。
なかなかエグいですが、台湾の歴史に興味ある人からすると有意義な場所です。
緑島の小さな万里の長城
島内のちょっとしたスポット、小さな万里の長城。
これが島の北東にあります。
さきっちょまで歩いてすぐ!
そしてその先にはこんな景色が広がっています。
天気がいいと奥に蘭嶼が見えます!
海綺麗!!!
ちなみに上の左側に写っている岩が犬の形に見え、右側は女性が向こう見て寝そべっている形に見えるそうです!
緑島への行き方(台北から
さて、こんな最高な緑島、台北からの行き方を紹介します。
「飛行機」「鉄道」「船」の組み合わせで何通りかあります。
台北からの代表的な2パターンは以下の通りです。
早い、楽、高い方法(3000元-2時間)
<手段>飛行機だけ
<経路>松山空港→台東空港→緑島空港
<費用>
松山→台東:2000元(飛行機
台東→緑島:1000元(飛行機
<時間>
松山→台東:1時間
台東→緑島:30分
※台北松山→緑島への直行便はありません
この方法は非常に楽で早いです。
日本からわざわざ来る場合はこの方法が良いかもしれません。
費用は高いとは言っても国内線なので片道3000元程度です。
遅い、キツイ、安い方法(1700元-7時間)
<手段>電車と船
<経路>台北駅→台東駅→台東港(富岡漁港)→緑島港
<費用>
台北→台東:800元(電車
台東駅→港:400元(タクシー
港→緑島港:500元(船
<時間>
松山→台東:4時間30分
台東駅→港:30分
港→緑島港:1時間
※すべて片道です
この方法は安いのですが、非常に疲れます。
さらに、電車の予約が取りづらいので、チケット予約できるまで気が抜けません。
また、タクシーはメーター使ってくれないので交渉になります。(相場は400元)
さらにさらに、船が結構揺れます。酔いやすい人は要注意です。
台北から緑島への交通手段まとめ(2020年調べ)
台北から緑島の行き方 | ||||
台北→台東 | 交通手段 | 費用 | 時間 | 備考 |
飛行機 | 約2000元 | 1時間 | ユニエア・マンダリンエア | |
電車 | 783元 | 太魯閣号:4時間弱 普悠瑪号:4時間強 | 台湾鉄路 二週間前からしか予約できない | |
台東→緑島 | 交通手段 | 費用 | 時間 | 備考 |
飛行機 | 1070元 | 15分 | 德安航空のみ就航・予約取りづらい | |
船 | 560元 | 1時間 | めっちゃ揺れる、予約はKKday | |
※空港・駅から港までタクシーで400元・30分程度 |
台北から緑島への飛行機や船の予約方法
まずは飛行機。
基本的に航空会社の公式HPが一番安いです。
しかしながら、それ以上安くKKdayが外国人限定の航空券を出てたりします。
日本語なので予約も簡単です。
台東⇆緑島は德安航空のみ就航。
公式ページでは売り切れでも電話すると予約取れることがあります。
電話は難しいですが、頑張ってください。
日程、往復か、乗りたい便、時刻、名前、パスポート番号を聞かれます。
予約後に予約番号が発行されるので、先ほどの公式HPで支払いを済ませます。
次に船。
台東⇆緑島の船はKKday一択です。
わかりやすいし、高くありません。
緑島での交通手段
さて、緑島内部では原付がないと話になりません。
私は4日で150キロくらい乗りました。
台湾在住の方はこれを機会に免許を取得して借りましょう。
台北なら半日あれば取得できます。
日本の免許を持っていれば、免許の翻訳文だけで十分です。
JAFか交流協会で翻訳してもらいましょう。
みんなノーヘル(笑
あと、これは裏技?なんですが、
電動バイクだったら免許がいらない場合があります。。。
法律関係わからないので、免許なしで緑島に行く人は調べてみて下さい。
緑島旅行の予算
緑島旅行にかかった費用
さてここで、緑島旅行の費用をご紹介します。
僕らは二人で4泊5日、17000元程度使いました。
緑島旅行の費用内訳
<往復電車>2800元
<タクシー往復>500元
<往復乗船>1840元
<緑島3泊>6200元(朝食・レンタルバイク・夜遊・潮間帯込み)
<シュノーケル>500元×2回
<ガソリン代>200元
<昼食>400元程度×3回
<夕食>500元程度×3回
<その他>1760元 (夜食、飲み物など)
※二人分の料金です
※2017年時点です、2020年は全面的に多少値上がりしている様子
やはり、物価の差的に日本で遊ぶよりは全体的に予算を抑えられていると思います。
緑島旅行、まとめ
ということで、緑島、とにかく「最高」の一言に尽きます!
今回紹介したように、緑島はすっごくいいところ!みんなおいで!!
緑島で撮った食べ物の写真をまとめて紹介!
最後に、紹介しきれなかった写真を貼ります。
ホテルから宿泊数分このお店の50元券をもらえました。毎朝ここで食べました。
ルーロウとビールと蝦とエビです pic.twitter.com/bvqVgUW5z4
— 台湾の牛肉麺好き (@glade_c_sh) July 19, 2020
緑島名物の海藻かき氷。
初日の昼過ぎにいただきました。海を見ながら食べられるかき氷。
ドラゴンフルーツとキウイとマンゴーです。最高。
二日目の昼にいただきました。
店内から海が身柄食べられる台湾料理。
三日目の昼にいただきました。
シンプルな料理屋。店員さんが上半身裸でビール飲みながら接客。いいよー。
夜ごはん。自助BBQ。鹿肉もあり!一人当たり250元で食べ放題。
夜食にしえんすーじー。
最終日の昼、台湾本島に帰ってきてから食べた昼食。
富岡漁港の近くにある海鮮屋。ここがすげえうめえw
最後までご覧いただきありがとうございました。
最後までご覧いただいた特典として秘密のお気に入りスポットをこっそり紹介します。
秘密のお気に入りスポット①
北西の灯台。
ここ、天気がいいときに写真撮るとなかなか映えます。
秘密のお気に入りスポット②
朝日温泉の駐車場奥の丘の上。
島の南東の端にある朝日温泉。
その駐車場奥に丘があって上に登れます。
そこからの景色がなかなかイケてます。
緑島から蘭嶼見えた! pic.twitter.com/K00tDY9Pgo
— 台湾の牛肉麺好き (@glade_c_sh) July 19, 2020
この写真もそこから撮りました。
秘密のお気に入りスポット③
これはマジマジのマジの秘密お気に入りスポット。
①の灯台の東100メートルくらいのところに絶好のシュノーケリングポイントがあります。
ただ、ここ狭いので、ツアーとかでは使われない模様。
個人で行くにはめちゃくちゃいいです。
で、緑島の他の漁港的なところは、普通に船が入ってくるので基本的に遊泳禁止です。
ところがここは違うっぽい。
ダイビングの練習などでも使われているので、多分もう使われていないのかも。
安心して海を楽しむことができます。
秘密のお気に入りスポット④
大白沙のすぐ手前側に馬蹄橋という橋があります。
そこの下、普通に行けます。
上の写真では波がえげつなさすぎますが、普通の日ならばめちゃくちゃいいはず。
波が強いのにこんな感じだったら、波がなければ絶対良いよ!
ほんと、これ全部秘密だかんね!!!
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