世界一詳しい「台湾から日本、郵送の費用と日数一覧」日本語解説

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台湾の郵便局
台湾の郵便局

はいどうも、台湾から日本に荷物を送る人です、こんにちは。

 

台湾に住んでいると日本に郵便物を出すことも多いですよね。

 

実は、台湾から日本に郵便物を出す場合、いろんな種類のサービスがあります

しかし、毎度なんとなくサービスを選んでしまっているような気がします。

(例えば郵便局員に促されるまま。。)

 

そこで、もうちょっと慎重に郵便局のサービスを選べば得をするのではないかと思い、整理してみました。

 

いやあ、だって毎回郵便局のページ見りゃいいんだけどさ、大変じゃん、中国語読むの

しかも台湾郵便局のホームページ見づらいから、どこにどの情報あるか探すのも面倒だし

 

たとえば台湾郵便局の郵便に関する公式情報を見てみて。

そして「1キロの荷物をできるだけ早く、できるだけ安く送る」という仮定でサービス探してみて。

…めっちゃわかりづらいでしょ!?(僕らは外国人だからしかたないけど)

 

 

ということで今回は、これを読めば一目瞭然なようにまとめました!

台湾の郵便局で日本に荷物を送れるサービス

ということで、郵便局のサービスをまとめてみました。

 

台湾の郵便局で日本に荷物が送れるサービスは以下の3つ

・國際函件(国際郵便のこと)

・國際包裹(国際小包のこと)

・國際快捷(EMSのこと)

 

また、そこからさらに細かいサービスに派生していることがわかりました。

 

結論から申し上げると、、

・早く届けたいならEMS一択(料金は高いがそれほどでもない)

→2キロ以下ではどんな安いサービス選んでも100元程度しか節約できない。

→2キロ以上では数百元の節約になるが、選択肢は納期1ヶ月の船便のみ。

・安く届けたいなら、重さによる。

→500グラム以下なら「國際函件」の「国際航空小包」で掛號しないで送るのが一番安い。

→500グラムから2キロではe小包というサービスが一番安い(後述)

→2キロ以上では船便が一番安い。

 

それぞれの「サービスの料金と納期まとめ」は以下のとおり。

台湾から日本への郵便サービス、料金と納期まとめ
台湾から日本への郵便サービス、料金と納期まとめ

上記の表について、重さは代表的な重さです。

例えば表にない1500グラムの場合、全てのサービスで料金が変わります。

 

また上記表の國際航空信件と國際航空小包では追跡サービス(掛號)を追加した価格です。

これが不要の場合、上記表から65元引いた金額が郵便料金になります。

 

また、各サービスの条件は以下の通り。

台湾から日本への郵便各サービスの条件まとめ
台湾から日本への郵便各サービスの条件まとめ

國際函件(国際郵便)

次に、三つのカテゴリを一つずつ詳しく見ていきましょう。

まずは國際函件(日本語:国際郵便)について。

 

この國際函件は大雑把に「小包より小さいもの、書類、手紙」です。

具体的には2キロ以下のもの。

それでいて65元の掛號オプションをつけないと、追跡サービスがありません

 

一応台湾郵便局での定義は以下の通り。

これのソースはこちら。

https://www.post.gov.tw/post/internet/Postal/index.jsp?ID=2020201

 

この國際函件には種類がいくつかあります。

以下に、使えそうなものを見ていきましょう。

國際航空信函(航空郵便)

まずは国際航空郵便から。

日本までは「10グラムまで13元」「それ以降10グラムごとに9元ずつ加算」

國際航空小包(航空小包)

このあとのカテゴリでも「小包」がありますが、ここでも登場します。

(まったく、訳に困る。)

 

先ほどのURLには説明がありませんが、国内郵便のところに説明がありました。

国内郵便の「小包」の定義
国内郵便の「小包」の定義

ようするに「小さくて、手紙の入っていないもの」ということでしょう。

 

国内便は1キロまでですが、国際便は2キロまで

こちらの運賃は「20グラムまで10元」「20グラムごとに7元ずつ加算」

國際航空郵簡(国際ミニレター)

次に國際航空郵簡(日本の郵便書簡:ミニレター的なやつ)。

運賃は「1グラムあたり11元」

 

これは詳しい説明がネットになかったので郵便局の人に聞きました。

曰く「このサービス使ってる人いないから、ようわからないわ」でした。

日本と同じで専用の封筒があるはずですが、郵便局の人すらわからんのなら、常用には耐えないでしょう。

このサービスはもう存在しないものとして認識した方が精神衛生上良いと、僕は判断しています。

 

ちなみに、先ほどの郵便局員の説明によると「封筒に入れば重さ制限は無いです」だって。

ほんまかいな。

國際包裹(国際小包)

次に2つめのカテゴリのサービスを見てみましょう。

 

今度は國際包裹(日本語:国際小包)

これは先ほどのサービスと違って、標準で追跡サービスがついています。

 

これには以下の2種類があります。

・航空便

・船便

この二つの大きな違いは、納期と運送料です。

 

読んで字のごとく、飛行機を使うか、船を使うかです。

納期が早い方が、費用が高い。

 

詳細はこちらをどうぞ。

https://www.post.gov.tw/post/internet/Postal/index.jsp?ID=2030201

國際航空包裹(航空便小包)

次に航空便。

 

先ほどの小包とどう違うのか、2キロより重いのも取り扱えるというところです。

 

あと掛號。

先ほどの國際航空小包に掛號をつけた場合、郵便物の重さが2キロ以下は、國際航空小包と國際航空包裹全くサービスが同じ。

なのに、國際航空包裹は「納期が多少遅く、郵便料金が高い」という恐ろしいサービス。

→なにか決定的な差を見落としているような気がするけど、それがわからない。。

 

なので、損をしたくない場合、先に重さを測って、あらかじめどのサービスを使うか見当つけておけばいいです。

それが面倒な場合は、郵便局で「安い方法で頼む」と依頼することになります。

しかし何かの手違いで「納期が遅く、料金が高い」メリットのないサービスをつかまされてた場合、目も当てられない!

國際陸空包裹

また、航空便の他に国際陸空包裹というサービスがあります。

しかしながら、これは日本向けではサービスが存在しません。

基本的にアメリカ大陸向けのようです。なので、割愛。

國際水陸包裹(船便小包)

最後に、国際水陸包裹が船便

単純に船で送ります。

 

納期は長いけど、基本的に一番安い方法です。

國際e小包(ePacket)

なんかまたよくわからんサービス。

 

100グラムまで100元。

 

 

番号で追跡は可能だけれど、ポスト投函。

先ほどのまとめの表をみると、価格的に絶妙な条件の時に最安値になるので積極的に使っていきたいところ。

ところが公式ホームページにも説明が詳しくありません

 

かろうじて詳しい説明?的なものが見つかったのはこちら(中華郵政公司の日本当てe小包)。

 

で、こちらも郵便局で直接聞きました。

結論としては「ほとんど使う人はいない」とのこと。

専用の伝票が必要で、今度使うから伝票くれと要求したらしぶしぶ出してくれました。

事務所の奥の方に取りに行って2分くらい待たされたので、本当に使う人がいないのでしょう。

もしくは大量に郵便物を出す法人向けなのかもしれません。

個人で、ましてや外国人がこのサービスに期待するのは、これまた精神衛生上よろしくないのかもしれません。

ただ、1キロとか2キロだったら航空便より100元以上安いので、試してみる価値あるかも。

國際快捷(EMS)

最後のカテゴリ、一番ポピュラーなのがEMSですよね。

 

中国語で國際快捷と呼びます。

 

https://www.post.gov.tw/post/internet/Postal/index.jsp?ID=2010201

 

「文件」と「文件以外」の区別の具体例は以下の通り。

https://www.post.gov.tw/post/internet/Postal/index.jsp?ID=2010201

台湾の郵便局で日本に荷物を送れるサービス、まとめ

ということで、まとめと説明でした。

一応、一番最初にまとめた表を参考にしていただければよろしいとおもいます。。

 

また、実際に荷物を出すときは、こちらのシミュレーションを使うとよろしいです。

https://www.post.gov.tw/post/internet/Postal/index.jsp?ID=2030203

 

あと、それぞれ「内容物」をどのように記載して送ればいいのかの説明は以下の通り。

https://www.post.gov.tw/post/internet/Postal/index.jsp?ID=2020112

 

最後に、台湾郵便局の郵便に関する情報はこちら。

https://www.post.gov.tw/post/internet/Postal/default.jsp

 

今回説明したもの以外にも「印刷物郵便」とかもあったりします。

プリントした写真を日本に送った時にはこれを使いました。

郵便局員に「一番安い」と案内されましたが、あとで調べたところe小包の方が本当は安かった

ほんとうに、わけわかめe小包

 

それにしても、本当にわかりづらいサービス群でした。

台湾のサービスってこういうことよくありますよね。「説明がネットで完結してなくて、いちいち電話か現場で人に聞かないとわからない。」しかも、人に尋ねたところで、人によって回答が違ったりする。結局、その人が実務するから、できることはできるしできないことはできない。僕は日本育ちで、こういう「人に依存したサービス内容の揺れとかムラ」に慣れてないから、結構苦しいんですよね。

 

ま、いいや。

 

おわり。

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