[日本歴史]京都の旧武徳殿に行ってきた
はいどうも、一時帰国の日本で武徳殿を巡りをしてる人です、こんにちは。
台湾には日本時代の半官半民武道場である「武徳殿」という建物が残っています。
もちろん日本にも残っていて、その総本山が京都の平安神宮の側にあります。
当時は日本中に武徳殿が建てられたため、台湾にも存在していました。
そこで、台湾中の現存する武徳殿を見て回っています。
ブログでまとめているのでご興味ある方はこちらをどうぞ。
今回は京都の武徳殿に行ってきたので、その様子をお届けします。
目次
京都の武徳殿を巡る
武徳殿とは
武徳殿とは戦前日本が日本中に作った武道を奨励するための、いわゆる武道館です。
1895年に組織された大日本武徳会という政府の外郭団体が主導で日本全土に設立しました。
武徳殿という言葉がいまいち聞き慣れないのは、戦後、GHQに大日本武徳会が解体されてしまったからです。
京都の武徳殿の場所
「京都は何度も行ってるけど、そんなの知らないよ?」
と思う方も多いかもしれないので、まずはそちらの説明から。
とは言っても、京都、特に詳しくないので地図載っけちゃいます。
僕は三条駅から歩いて行きました。
僕ごときが日本人の皆さんに京都を案内するのも変な話なので、どんどんいきましょう。
駅を出発し、歩いてしばらくすると鳥居が見えてきました。
でかっ!
近づいてみると…
でかっ!!
すげーw
そしてこのすぐ側に地図がありまして。
そう、知らなかったけど、ここの武徳殿は平安京とその道場に倣っているようです。
なので、平安神宮の北西にあるんだって。
京都府剣道連盟のHPより引用
ちなみに、、
台南の武徳殿も、台南神社の北西にあるんですよ。
詳しくは記事の中の地図ん所見て。
平安神宮の様子
で、その前に平安神宮にもお邪魔してきました。
さっきの鳥居をくぐって歩くとこんな感じ。
なんか屋台みたいなの出てました。
近づくと、、
立派!!
ちょうど前撮りしてるところでした。
すごい、この荘厳さ。
京都の武徳殿の様子
ということで、三条駅からだらだら歩くこと30分、たどり着きました。
いまは京都市武道センターの一部になっています。
案内を見ると中央に旧武徳殿とあります。
これです。
中に入ると、、
立派!!
横から見てみましょう。
おお…、武徳薫千載。
そして右側には、
「高専柔道之碑」
すげえ。
そう、私がそもそも台湾で武徳殿巡りをしているのは高専柔道からの縁なんですよね。
初めてここ来られたので感無量です。
武徳殿についての説明もありました。
なるほどね。
最後に京都大学を。
イケてる!
京都の武徳殿に行ってきた、まとめ
さすが、武徳殿総本山が日本人の手によって保存されているので完璧でした。
京都の武徳殿の場所
平安神宮の横。
住所:京都府京都市左京区聖護院円頓美町46−2 京都市武道センター
武徳殿の参考文献
なぜ僕が武徳殿に興味あるのか、それはこの本を読んだからです。
この本、マジで面白くて、読み進めながら「読み終わりたくない」と思った数少ない本です。
戦前・戦中・戦後の「柔道」について書かれた本なので、武徳会という組織が頻出します。
なぜ柔道が「柔道」なのか。
文中に出てきた「高専柔道」とはなんなのか。
めちゃくちゃ詳しく面白く記述されています。