新型コロナウイルス肺炎関連のカタカナ語、中国語にしたら一目瞭然だった
はいどうも、台湾で牛肉麺を喰らわない人です、こんにちは。
コロナ大変ですね。
僕も大変です。
それにちなんで日本の報道もちょいちょい見ておりますが、カタカナ語が多すぎて意味がわかりません。
「オーバーシュート」とか言われても「サッカーのPKで的を外したのかな?」みたいな感じ。
ところで、これらのカタカナ語は中国語でどのように表現されているのでしょう?
中国語は漢字なので、日本人には中国語の方が逆にわかりやすいのでは?
そう思い調べてみた結果をまとめてみました。
目次
コロナ関連の意味不明なカタカナ語、中国語だと一目瞭然
ということで、一つづつ調べてみました。
出てくる単語は厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」から掻い摘んでみました。
※その方面の専門家じゃないので、間違っていたら優しくご指摘ください。
新型コロナウイルス関連の中国語
まずは今流行中の新型コロナウイルスに関連するカタカナをピックアップしました。
コロナウイルス
まずはコロナウイルスから。
これは「冠狀病毒」です。
コロナが冠状で、ウイルスが病毒ですね。
「新型コロナウイルス」なので、台湾では新冠病毒の表現を多く目にしています。
インフルエンザ
次にインフルエンザです。
これは「流行性感冒」です。
そのまま日本語でも読めますね。
もはや言いやすさの問題。
オーバーシュート
オーバーシュートは初めて聞いた時、完全に意味がわかりませんでした。
改めて調べたところ「爆発的な感染拡大」とのこと。
で、これに対応する中国語は調べつきませんでした。
ニュースなどでは「爆発」とか「大流行」と表現されている気がします。
あとは「瞬間的過渡」とか。
クラスター
クラスターについても、普段見慣れません。
台湾では「大規模感染」などの表現を見ます。
僕はクラスターって言われるより、大規模感染と言われた方がわかりやすいです。
ロックダウン
ロックダウンも、またわかりそうでよくわからない言葉。
台湾では「封城」と表現しています。
「封鎖城市」の略で「城市」は都市のことです。
「都市封鎖」の方が「ロックダウン」より直感的な気がします。
テレワーク
テレワークは家で働くことですね。
台湾では「在家工作」とか「遠距工作」と表現されています。
ソーシャルディスタンス
それなりに離れましょうと言う時に使われるソーシャルディスタンス。
台湾では「社交距離」という表現が使われています。
日本語で「しゃこうきょり」、分かり易い。。
ワクチン
中国語でワクチンは「疫苗」と言います。
なるほど、疫病の苗ということですね。
字面から意味が伝わってきます。
サーベイランス
唐突に出てきたサーベイランス。
中国語では「監視」。
これも日本語で「かんし」でいいのでは。。
一般的なカタカナ語の中国語
先ほどの厚労省のレポートの中から、一般的なカタカナ語も引っ張ってきてみました。
ついでですから。
リスク
台湾では「風険」とか「危険」とか。
確かにわざわざ英語にせずとも「危険」でいいような気もします。
エチケット
これもよく使われるカタカナ語。
台湾では「礼節」。
「礼節をわきまえる。」
日本語だとちょっと硬いかもしれませんが、どうでしょうか。
ウェブサイト
→網頁
「ウェブ」の「ページ」ですね。
ここまでくると、かなり中国語感が高い気がします。
リンク
→連結
そのまま連結!
これも中国語の方がわかりやすい気がしますが、ネット用語なので概念自体の理解が必要なので、昔の人にはそもそもハードル高いかも。
パソコン
→電脳
これはよく目にしますね。
電気の脳みそ。
エレベーター
→電梯
電気のはしご。
「でんてい」と読めば大正時代あたりの日本語感がすごい。
日本に導入された当時は昇降機と呼ばれたりしたとかしないとか。
サービス
→服務
「ふくむ」でわかりやすい。
日本語では役務ですね。
ケア
→関心
「あなたの心に関心がありますよ」「心配していますよ」と使えそうです。
スーパー
→超級市場、超市
スーパーマーケットのそのままですね。
日本語でスーパーと略すように、中国語でも「超市」と略すことが一般的です。
コンビニ
→便利商店、便利店
これもスーパーと同様に、コンビニエンスストアそのものですね。
日本語でも「べんりてん」でよいのでは?ちょっとダサいかw
ドラッグストア
→薬粧店
薬と化粧品などの日用品を売っている店。
なるほど。やくしょうてん?
ランドリー
→洗衣店
ランドリーもよくわからないですよね。
「せいいてん」の方が分かり良いかもしれません。
メンテナンス
→保養
保養ですよね、確かに。
ビルの保養とか、お肌の保養。
普通に保養に置き換えらますね。
意味不明なカタカナ語より中国語の方がわかりやすい、かも
ということでざっと見てきました。
よくわからないカタカナ語より中国語の方が字面的にわかりやすいかも?
あと、個人的には、以下の表現も「なんだかなー」と思いました。
・蔓延を「まん延」
・逼迫を「ひっ迫」
皆さんはどうお思いになるでしょうか?
ではまた!!