[衝撃]海外で本当に日本より安く金(ゴールド)が購入できるか台湾で検証した結果…!?
台湾で金(ゴールド)を安く購入できました!!
「金なんて日本でも買えるじゃないか」って?
日本では消費税が課税されますが、海外では非課税なことがあるんですよ。
有名どころだと香港。
で、台湾でも非課税なので、日本より10%近く安く買えるのです。
今回、台湾で金を購入したので、その方法を紹介します。
目次
海外で金(ゴールド)を購入して日本に持ち込む方法
今回、僕は台湾で金を購入しました。
僕が実際に利用した施設と手順、必要なものを紹介します。
台湾の台湾銀行で金(ゴールド)を買う方法
台湾では、宝石店や銀行の一部で金を購入することができます。
今回、私は台湾銀行を利用しました。
台湾銀行の店舗では取引ごとに受付カウンターがあります。
この番号待ち発行機で左上の「一般収付」を押します。
(項目に「黄金売買」がありますね)
すると、この番号札が出てきますので、呼ばれるまで待ちます。
番号がきたらカウンターで「金を買いたい」と申し込みます。
すると、下の画像の購入申し込み用紙へ記入するよう言われます。
この用紙に、自分の「名前」「電話番号」「パスポート番号」「住所」を記入します。
台湾銀行では公式ホームページでその日の金の価格を公示しています。
私は今回「幻彩條塊」の「1英両(1トロイオンス≒31.1グラム)」を購入しました。
台湾銀行のページに販売している金の一覧があるので、スマホでスクショを撮っておき、指差しで指定すると伝わりやすいです。
ホームページの価格通り、47341元を請求されました。
支払いは現金のみなので、48000元を支払いました。
こんな大金を手にすることなかなかないので、ビビってます。
もうすでに支払いの段階なので、何の問題もなく明細書が出てきました。
これが明細書。
そしてついに、
金、ゲットしました!!
重い!!
結局入店から30分程度で難なく購入することができました。
→リンク:台湾銀行支店一覧
台湾で金(ゴールド)を購入すると本当に日本より1割安かった
同じ日、田中貴金属だと187,906円だった
ちなみに2020年1月9日に日本で購入した場合、いくらだったのか調べました。
有名どころの田中貴金属で価格を調べました。
1グラムあたり6042円だったので、31.1グラムを掛けると187906円でした。
同じ日、日本マテリアルだと187,906円だった
もう一件しらべました。日本マテリアルです。
こちらも1グラムあたり6042円だったので、31.1グラムを掛けると同様に187906円でした。
1オンスの金を買うと、日本より台湾が17500円安かった
台湾と日本の同条件での金額がでそろったので、差額を計算してみました。
台湾:170,427円 (47341元 × 3.6円)
日本:187,906円
差額:約17,500円
※この日の為替レートは1台湾ドル ≒ 3.6円
当初の目論見通り、消費税分の約1割程度安く買うことができました。
これは結構な差なのではないでしょうか!
台湾で購入した金(ゴールド)を台湾から持ち出す方法
次に、これを台湾から持ち出す際の手続きについてです。
桃園空港の説明によると、2万USD相当以上の持ち出しには申告が必要とのこと。
つまり金の持ち出しは2万USD未満の場合に申告は不要です。
→リンク:桃園空港ー台湾出国時の注意事項
なので、今回のように31グラム程度であれば、何の手続きも必要がありません。
海外で購入した金(ゴールド)を日本に持ち込む方法
次に日本へ持ち込む際の手続きです。
金を日本に持ち込む場合、毎回空港で書かされる黄色い申告書で申告する必要があります。
書き方は以下の通りです。
いつも「いいえ」にしかチェックしませんが、今回は「金地金又は金製品」の「はい」チェックします。
そして、裏面に詳細を記入します。
「その他の品名」のところに「金 1トロイオンス 18万円」と記入しました。
金の価格は日々変わるので、その時々に応じた申告をしましょう。
日本の空港に到着後、手荷物を受け取り、税関審査で上記の申告書を提出します。
今回は「金をお持ちですね、見せてください」と言われました。
そこで普通に見せて、終わりでした。楽勝でした。
[2020.2.4追記]
今日も持ち込みましたが、今回は「領収書を見せてください」と言われました。
そもそも今回は領収書をもらっていなかったので、代わりに保証書を見せたところOKでした。
確かに領収書みたら申告以上のものを買ってるかもしれないのがわかりますもんね。
[追記終わり]
ちなみに相当額が1万円以下の場合は申告は不要です。
また、合計で20万円を超える場合は課税されてしまうのでお気をつけください。
また「個人的に使用すると認められるものに限り」免税です。
つまり、僕のように資産形成を目的に購入した場合などです。
税関に確認したところ「転売目的の場合は課税させていただくこともある」って言っていました。
心配な方は直接確認してみてください。
→財務省 – 税関相談官の問合せ先一覧
※法律は日々変わるので最新の法に従って申告しましょう。
※正しく申告しないと「脱税」です。金の密輸、ダメ絶対。
※財務省 – 金地金密輸の現状とその対策について
台湾で金(ゴールド)を購入する注意点
今回僕は台湾銀行を利用することで、スムーズに金を購入することができました。
しかし「台湾銀行に口座」のある「中国語話者」の「台湾在住者」だったからこそ、かもしれません。
台湾銀行の行員に尋ねたところ、台湾非居住の外国人が台湾銀行に口座がなくても購入できると回答がありました。
ただ、周囲に確認しまくっていたので、いささか怪しいです。
実際、行員がよくわからない手続きの場合は、調べもせずに「購入できません」と言われてしまうリスクもあります。
そもそも中国語なので、コミュニュケーションミスの発生リスクもあります。
なので、台湾での金購入は日本人店員のいる宝石店を利用するのも良いかもしれません。
例えば台北の北投には日本人店員が日本語で対応してくれるお店があります。
金価格は台湾銀行より安い場合もあり、様々なリスクを考慮すると、問い合わせする価値はあります。
こちらでは純金の購入以外にも、ゴールドのアクセサリーも取り扱っているようです
アクセサリーの場合、課税されたとしても日本よりかなり安いので、ついでに相談してみてもいいかも。
→台北ナビに情報あります
海外で金(ゴールド)を購入して日本に持ち込む方法、まとめ
ということで、台湾(をはじめ、消費課税がない国)で金を購入すると日本よりかなり安い場合があります。
図太く生きていきたいものです。
ではまた!
日本で金(ゴールド)を売ると消費税分の得をする
日本に持ち込んだあと、保有する気が変わったりして売却したい場合はこちらをどうぞ。
台湾でも、金を現物で保管できるサービスがあるか知りたいところです。
シンガポールには、そのサービスがあるようです。かつて、香港では、ハンセン銀行の本店が”ゴールド・セービングス”(金を現物で預かるサービス)がありましたケド……。
登場する台湾銀行で預かってくれますよ