[台湾歴史]台中の武徳殿に行ってきた
はいどうも、台中で武徳殿を巡りをしてる人です、こんにちは。
ところで皆さん「武徳殿」って、もうご存知ですよね?
今回は台中にある武徳殿に行ってきたので、その様子をお届けします。
目次
台中の武徳殿を巡る
武徳殿とは
武徳殿とは戦前日本が日本中に作った武道を奨励するための、いわゆる武道館です。
1895年に組織された大日本武徳会という政府の外郭団体が主導で日本全土に設立しました。
武徳殿という言葉がいまいち聞き慣れないのは、戦後、GHQに大日本武徳会が解体されてしまったからです。
台中の武徳殿
今回僕が訪れたのは台中にある武徳殿です。
こちらは台中刑務所附設の演武場だったということです。
火災の後に修復されているので、かっこいい様子で存在感をだしております。
ちなみに台中は台湾中部の都市です。
台中の武徳殿の様子
台中の武徳殿の様子はこんな感じです。
大きな木があって、その下が広場になっています。
普段は剣道なんかで使われているようです。
演武場よりこちらの方が僕的には好みの様相を呈しています。
これは親子でやったら盛り上がりそう。
曖昧な関係のカップルがお互いのハートがわりに的を狙うのもいいかもしれないですね(意味不明
日曜にやってるみたいです。
台中の武徳殿の近くにあるもの
せっかく台中の武徳殿を見にきたらついでに行きたいところを紹介します。
リンク:春水堂で牛肉麺を食らう
近所なので、歩いていけます。
台中の武徳殿(台中刑務所演武場)まとめ
近年に修復されたという過程を経ているのでぱっと見きれいな外見をしています。
それにしても台湾の武徳殿はなぜ剣道ばっかりで柔道やらないんだろう?不思議。
台中の武徳殿(台中刑務所演武場)の場所
台湾鉄路の台中駅から歩いていけます。
住所:台中市西區林森路33號
武徳殿の参考文献
ところで武徳殿といえば高専柔道なんですが…、って高専柔道って知ってます?
今の柔道ってのは全柔連(講道館)がそのルールやら世界を作っているんですが、そうじゃない柔道もあるわけなんですよ。
特に戦後以前は講道館以外の柔道も盛んでした。
で、当時の様子がよくわかるのが井上靖の「北の海」という小説。
大正末期から昭和が舞台の小説なので、ちょろっと台湾の話題も出てきます。
それどころか、人生に迷った学生がモラトリアムを謳歌をする小説なので、大人の皆さんも楽しめそう。
面白いのでめっちゃおすすめ。
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