[箕輪厚介関連]海外で頑張るあなたと共有したい、僕を支えてくれたおすすめの本
はいどーも、台湾で牛肉麺を喰らってる人です、こんにちは。
年末なので過去を振り返って見たんですけど2015年と2016年は人生をめちゃくちゃ頑張ったんですよ、僕。
当時僕は、上海で既存事業の立て直しみたいなことを行なっていました。今こうやって台湾で遊んでいられるのも、その2年間の結果です。
その2年間は、実は非常に辛い日々だったのですが、どうやって乗り越えたのでしょう?
社内に頼りになる人がいなかったので、僕は本に拠り所を求めたのです。
目次
藤田晋との出会い
ニッポンの社長より
藤田さん著書との出会いが今回の話題の始まりですが、その前に僕の学生時代の友人の話をしなければなりません。
彼は普段から「社長になる!そのあと政治家になる!!」と気炎を巻いていました。僕も「社長になる!」みたいな気持ちはあったので、そんな彼が大好きで、陰ながら応援をしていました。大学卒業後、大手ITベンチャーに入社し次々と輝かしい実績を上げ、数年後にインドネシアジャカルタの拠点立ち上げを任されました。拠点立ち上げって、創業社長と同じような苦労があるんですよね、きっと(しかも海外、南半球!!)。彼はその様子を定期的にFacebookで報告していて、苦悩などの様子がとても生々しく、ドキドキしながら、またいつかはそんな体験もしたいなと思いながら読んでいました。
彼はサイバーエージェントの藤田晋社長を信奉しており、普段から若者を鼓舞する方法として彼の本をいたるところで配っていました。
そんな彼が座右の書にしていたのが「渋谷ではたらく社長の告白」です。
これはサイバーエージェントと藤田さんの本です。サイバーエージェントは今や誰でも知る大手IT企業ですが、その立ち上げの背景から、運営の苦労などが、たくさん書かれていました。友人の彼が信奉する理由がわかりました。
その中で僕を最も刺激したのが「週に100時間仕事をする」というワードでした。月に、ではなく週にです。
月曜から金曜まで7時から24時まで働き85時間(17*5)、土曜と日曜で7.5時間ずつ。これでようやく100時間に達します。当時の僕は知識や経験を行動でカバーする日々を送っていたので、この言葉を胸に頑張りました。結局のところ100時間というのは無理でしたが、この本の影響で長時間労働でも腐らず頑張れました。
そのほか「起業家」を読みました
そして、これらの本を読んでいると、かの有名な堀江貴文氏とのエピソードが非常に多く出てきます。彼らはIT黎明期の戦友なので、よく考えると当たり前ではあるのですが、二人の関係をもっと知りたくなりました。そこで、彼の本も読んでみようということになりました。
堀江貴文との出会い
藤田さんの本から探し当てたのが、堀江さんの「我が闘争 」です。
これは彼の人生に関するいわゆる自叙伝ですが、その独特な文体も相まって面白い。先ほどのIT黎明期の話も藤田さんとは別の角度で書かれているので、歴史的な理解も深まります。
彼はとにかく色々な常識に疑問を持ちます。また、その歯に衣着せぬ物言い、常識に縛られない立ち居振る舞いで敵を多く作ってきました。そんな敵との話です。
小市民の僕では到底経験できないスケールの人生を歩んでいるので、普段縮こまっている僕も「こんな派手なことしてもいいんだ!」と行動を改める機会になりました。
見城徹との出会い
藤田さんと堀江さんの本を読んでいると、度々見城徹という人の名前が出てきます。
勉強不足で恥ずかしいですが、調べるまで出版社幻冬社の創業社長ということを知りませんでした。この方も本を書いていますので読んでみることにしました。
それが前述の藤田さんとの共著「たった一人の熱狂 仕事と人生に効く51の言葉」です。
当時の僕は社内に頼れる人間がいなかったため、孤軍奮闘状態でした。なので語弊があるかもしれませんが、こういった自己啓発をそそるタイトルは大好き。まさに人生と仕事を頑張るために熱狂しようぜ!という内容の本でした。
とにかくこの方も仕事の鬼です。「頑張って仕事するぞ!!」と、自分を鼓舞できたので非常に心強かったです。営業先での待ち合わせ空き時間などにスマホのキンドルで読んでいたのを思い出します。こういうのって「あーこの本、あそこで読んだよな」って場所まで意外と覚えてるんですよね。。懐かしい。
次に読んだのがこれ「憂鬱でなければ、仕事じゃない 」。
タイトルがたまらないですね。先ほどの藤田さんとの共著です。見城さんは物事に取り組む姿勢として「熱狂」と「圧倒的努力」が必要だと説きます。この本を読むことによって「仕事やだなー、でも嫌だからこそ仕事なんだよなー」「頑張ってるつもりだけど、まだまだ頑張る余地あるよなー」と、励ましてくれます。
見城社長は、編集者時代に圧倒的努力によって、多くの人に本を書いてもらっていて、それをトップセラーにつないでいったのです。まぁとにかく凄まじいので、ぜひ読んでみてください。
箕輪厚介との出会い
見城社長の「憂鬱で〜」を読み終わってふとある疑問が湧きました。
「そんな圧倒的な努力で人に本を書いてもらっていた人に本を書いてもらったのって一体何者なの?」
調べたところ、それが箕輪さんでした。さらに、今調べて知りましたが、当時のエピソードが記事になっていました。2016年当時です。
>>見城徹、堀江貴文という大物著者を若き編集者はどう口説いたのか
当時すぐにツイッターフォローしました。
ちょうどこの頃から、箕輪さんが世間を騒がせ始めます。僕も、「売れる前から知ってたよ」状態で嬉しいです。自慢です。応援してます。
ちなみに箕輪さんは見城さんと堀江さんを師匠って言ってますね。何かで読んだ。
青木真也との出会い
全く別のルートで、実はある格闘家が生き方含め大好きでした。それが青木さん。
青木さんは、今はプロ総合格闘家です。大学までは柔道に取り組んでいましたが、その独特のスタイルからは異端児扱いをされてきました(この辺りは堀江さんと重なります)。大学時代についに柔道からブラジリアン柔術へ転向、さらに総合格闘技へ。当時はPRIDEとK-1が大人気で「大晦日は格闘技」という時代でした。当時の同階級でのPRIDE絶対王者が五味隆典選手。僕は五味選手と青木さんの試合が見たかった。この時から10年以上ウォッチし続けています。彼は格闘家が軽視しがちの現実を非常に重視しています。その姿勢が非常に勉強になります。それがつまり「空気を読んではいけない」に集約されています。
こんな本一体誰が出すんだろうと思っていたら、編集者は見事に箕輪さんでした。
青木さんも箕輪さんも熱狂という言葉をよく使います。きっと、その繋がりなんでしょう。
最後に
とにかく僕はこの一連の本(とその著者、編集者)に影響されまくってます。非常に面白いのが、この方々たちって、みんな繋がってるんですよね。本も単発で読むのではなく、著書の中での登場人物とか登場エピソードを参考にして読みつないでいくと、芋づる式に世界が拡がります。まさに点と点が線で繋がれて、線と線が交錯して面になっていく感覚です。面白いです。
ところで最近、見城さんがツイッターを始めました。
小林希https://t.co/QXY7GklnpWのTwitterは旅の空気に溢れている。気分が塞いだ時は小林希を覗くと爽やかな風が吹いて来る。 https://t.co/iOfVpKsCLu
— 見城 徹 (@kenjo_toru1229) 2018年12月22日
年末は、見城さんが上のツイートで紹介した小林さんの本を読もうと思います。台湾のことも載っているようです。