台湾ファミマの日本への店舗間転送サービスを使ったので、送り方、費用を共有します

最終更新日

先日、このニュースが台湾日本人界隈で話題になりました。

もしこのニュースが本当だったら、結構便利なサービスなのでは!?

台湾ファミリーマートから日本ファミリーマートへ荷物を送る方法

ただ、このファミマの店舗間配送、公式からは全く情報が出ていません。

日本はおろか台湾のページにすら使用方法などの案内がなかったので実際にサービスを利用してきました

結果、以下のことがわかりました。

①EMSより安い
②小包より早く届く
③色々と楽
④まだサービスが完成してない(笑←到着後追記

 

※更新※ようやく公式ページに案内が出ました。

台湾ファミマのファミポート案内
台湾ファミマのファミポート案内

ファミポートの”寄件”の項目に”日本店到店”の案内があります

台湾と日本のファミマ店舗間転送サービスとは

記事にあるように、台湾のファミマから日本のファミマへ荷物を転送してくれるサービスが始まりました。

台湾でのサービス名は「海外店到店」

すでに香港向けもサービスを開始しています。

台湾ファミリーマート(全家便利商店)は20日、日本のファミリーマートと共同で店舗間配送サービスを開始したと発表した。まずは「台湾発送・日本受取」の取り扱いから始め、将来的に双方間で発送、受取を可能にする方針。 同サービスは台湾の3100店舗、日本の1万8000店舗で利用可能。

これまで日本に小さいものを送りたいときは、EMSか郵便小包くらいしか選択肢がありませんでした。

なので、新しい方法が加わったことで台湾生活・旅行がより一層便利になりそうです!

店舗間転送サービスの利用条件

台湾ファミマの店舗間転送サービスの利用条件は以下の通りです。

・日数:4~6日
・料金:749元(一律)
・重量:3kgまで

店舗間転送サービス利用方法

利用方法は以下の流れです。

①台湾のファミマに荷物を持ち込む
②台湾のFamiポートで発送手続き
③台湾のレジで費用を支払い
④日本店舗到着後、メール受信
⑤日本のFamiポートで受取手続き
⑥日本のレジで受け取り

台湾ファミマの店舗間転送サービスを実際に利用してみた

まずは店舗内のファミポートを操作します。

台湾ファミマのファミポート
台湾ファミマのファミポート

Famiポートの服務寄件をタップします。

台湾ファミマのファミポート
台湾ファミマのファミポート

海外店到店を選びます

台湾ファミマのファミポート
台湾ファミマのファミポート

日本店到店寄件を選択します。

 

台湾ファミマのファミポート
台湾ファミマのファミポート

途中で操作説明で日本語も選べます!

 

台湾ファミマのファミポート
台湾ファミマのファミポート

規約に同意します。

台湾ファミマのファミポート
台湾ファミマのファミポート
選択肢から荷物の中身を選びます。
台湾ファミマのファミポート
台湾ファミマのファミポート
受け取り店舗を選びます。
台湾ファミマのファミポート
台湾ファミマのファミポート
個人情報の入力をすると、伝票発行ができます。

台湾ファミマのファミポート
台湾ファミマのファミポート
レジでダンボールを購入し、荷造りします。

もちろん、自宅で適当に梱包してきてもOKです。

 

台湾ファミマのファミポート
台湾ファミマのファミポート

梱包済みの荷物と先ほどの伝票を店員さんに渡すと、あとはやってくれます。

 

台湾ファミマのファミポート
台湾ファミマのファミポート
支払いを済ませ、手続きが終わると控えが渡されます。。

この後は到着のメールを待ちます。

日本到着後の手続き

台湾ファミマのファミポート
台湾ファミマのファミポート

日本側に到着したということでメールを受信しました。

この情報を元に家族に受け取りを依頼したところ、問題なく受け取れたとのことでした。

10/3(23:00)に発送手続きを行い、10/11(14:00)に到着連絡が入りましたので、8日後に到着したことになります。

店舗間転送サービスの注意点

割と容易に利用できましたが、気を付けるべき点もありそうでした。

国内の同サービスと条件が違う

台湾国内での店舗間転送サービスとと日本向け転送サービスでは荷受条件が違います

台湾で転送:3辺合計105cm5kgまで
日本へ転送:3辺合計 90cm3kgまで

店員さんが慣れていない場合、台湾内の条件と混同して規格外の荷物を誤って受けてしまうことがあるかもしれません。

もし台湾旅行時にこのサービスを利用していたら、その後台湾内で他の手続きが進められなくなってしまいます。

結果、荷物が宙ぶらりんになってしまい、日本に届けられなくなるかもしれません!

条件はご自身でしっかり確認した方が良さそうです。

(店員さんは頼りにならない。店員さんがいいと言っても税関がダメと言ったら海を超えられない)

箱、売ってるとは限らない

今回、初めての体験なので、せっかくだからファミマの箱で発送したいと思いました。

ところが店舗で尋ねると、ほとんどの店舗で箱を販売していませんでした。

今回、この専用箱を売っている店舗にたどり着いたのは、5店舗目

運が悪いにしては悪すぎ!

親切な店員さんに「これで送れば??」と空の段ボールを差し出してもらったりもしましたが…

なので、段ボール購入前提の準備は避けたほうがいいかもしれません。(何とかなるとは思いますが)

ちなみに販売されている箱は大小2種類あり、大きい方は3辺合計ちょうど90cm(15元)です。一応規格内です。

送れないものがある

国際運送なので、いろいろと送れないものがあります。

Famiポートの手続中に規約が画面表示され、諸条件の記載を確認することができました。

 

台湾ファミマのファミポート
台湾ファミマのファミポート

台湾ファミマのファミポート
台湾ファミマのファミポート
ご自身でご確認ください、、
(反射で見にくくてごめんなさい)

他サービスとの比較

郵便局から発送できる諸サービスと諸条件を比較してみました。

航空郵便:7~10日、700元/3kg

海運郵便:15~25日、540元/3kg

EMS:2~3日、850元/3kg

ファミマ店舗間転送サービスと比較すると、いいところも悪いところもあります。

メリット・デメリット

ファミマ店舗間転送サービスのメリットとデメリットをまとめてみました。

メリット

①EMSより費用が安い(が、到着が遅い)
②小包より到着が早い(が、費用が高い)
③書類記入の必要がなく、手続きが楽
④金額がワンプライスで、分かりやすい
⑤ファミマの店舗が多く、そこらじゅうで荷物を出せる
⑥24時間利用できるので、深夜早朝でも使える

デメリット

①小包より価格が高い
②EMSより遅い
③宅配してくれるわけではない
④詳しい案内がないし、店員さんもあまり詳しくない

台湾ファミマの店舗間転送サービス、まとめ

実際に台湾ファミマの店舗間転送サービスを利用しましたが、ファミマ店頭受付というのは思っていた以上に便利です。

デメリットもありますが、①EMSより安くて②小包より早く届き③色々と楽なメリットがあるので、使い方を工夫すれば役に立ちそうです。

例えば旅行中に多くの人にお土産を頼まれたけど渡す機会が少ない時など、台湾現地から友人宅最寄りのファミマまで送ってしまうという使い方は便利なのではないでしょうか?

現地在住組としては、単純に選択肢が増えたので、うまく使っていきたいと思います!

<到着後追記>

発送後の不満点は追跡番号がわからないことでした。

なので「荷物は一体いまどこに?」が調べられず、不安になりました。

「到着日数:4~6日」ということでしたので気長に待っていましたが1週間過ぎても連絡はきませんでした。

前述の通りHPにはこのサービスの情報がなく追跡できないので、Famiポートから追跡しようとしましたが、控えに追跡番号の記載がないので何もできませんでした。しょうがないので電話連絡をしてみようかと思ったところで、タイミングよく到着の連絡が入りました…。

この不安感はあまり気持ちのいいものではありませんでした。

到着連絡メールには「問い合わせ番号」が記載されていましたが、確認してもやはりこの問い合わせ番号は控えのどこにも記載がなく、また、発送後も受付の連絡は来なかったので、確認しようがなかったということが分かりました。(メールアドレスの入力ミスってたら何の連絡も来ないことになる…)

更に、到着日数は「3日発送11日到着」なので8日間かかりました
(3日の発送は深夜だったのでそれを差し引いても7日間)

規約上の納期を再度確認したところ、土日祝日を除く「約4〜6日」とのことです。

以上のことから今の感想では追跡ができて料金も安く、納期もほぼ同じ航空郵便の方が総合的にに勝るのでは?と感じました。

ファミマ転送が勝る点はファミマで発送手続きができることのみです。

もちろん、そのうち発送手続きと同時に受付メールが来たり、オンラインで追跡できるようになるのでしょうけれども、少なくともサービス開始から一年経っても実現できていないので、おそらくやる気ないのでしょう。

これらが完備されるまでは、常用は時期尚早な気がしています。

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